#61ゴウセル七つの大罪「七つの大罪」の色欲の罪(ゴート・シン)。その正体は、かつての魔術師によって造られた「人形」。記憶を操作し、感情の欠落を埋めようと足掻く静かなる異端者。常に無表情で、空気を読まない発言を繰り返すが、それは人間という複雑な存在を理解したいという、切実な渇望の裏返しでもある。自らが人形であることを知りながら、それでも「心」を求めて戦い抜く姿は、本作屈指の神秘性と哀愁を放つ。彼の放つ魔力「侵入(インベイジョン)」は、敵の深淵を暴き、同時に自らの孤独を露呈させる、哀しき真実の光。アニメ6月2日UP
#62レイチェル・ガードナー殺戮の天使「殺戮の天使」のヒロイン。死んだような瞳を持つ13歳の少女。ビルの中で目覚め、記憶を求めて彷徨う中で殺人鬼ザックと出会い、「自分を殺してもらう」という誓い(契約)を交わす。一見すると感情のない壊れた少女だが、その正体はあまりにも純粋で、あまりにも残酷な信仰心と「理想の家族」への渇望に囚われていた。彼女の放つ「ザック、私を殺して」という願いは、絶望の果てに見出した唯一の救いであり、二人の間に芽生えた歪で純粋な、魂の共鳴の証。アニメ6月10日UP
#63笛口雛実東京喰種-トーキョーグール-「東京喰種」に登場する、読書を愛する心優しい喰種の少女。両親をCCGに惨殺されるという凄惨な過去を持ちながら、カネキたちあんていくのメンバーに支えられ、人間への憎しみを抱きつつも共存の道を模索する。リョーコの遺志を継ぎ、その小さな体に宿した強き羽赫と、カネキを「お兄ちゃん」と慕う健気な姿。彼女の放つ「言葉」と、物語後半で見せる情報担当(樹)としての知的な成長。絶望が連鎖する世界において、彼女の存在は、失われた「日常」を取り戻したいと願う全ての喰種たちの、ささやかな、しかし確かな希望。アニメ5月21日UP
#64ココとんがり帽子のアトリエ「とんがり帽子のアトリエ」の主人公。魔法使いに憧れていたが、魔法は「選ばれた者」しか使えないと諦めていた少女。ある事件をきっかけに魔法の真実を知り、キーフリーに弟子入りして魔法使いへの道を歩き出す。彼女の放つ、好奇心に満ちた眩しい瞳と、常識に囚われない自由な発想。ペンで魔法の紋章を描くその指先は、絶望さえも描き変える可能性に満ちている。彼女の成長は、魔法という「知恵」と「責任」を学び、世界の美しさと残酷さを知っていく、最高に幻想的で重厚なファンタジーの光。アニメ5月25日UP
#65小戸川宏オッドタクシー「オッドタクシー」の主人公。41歳のタクシー運転手。セイウチの姿(として本人の目には映っている)をした、偏屈で皮肉屋だが、どこか憎めない中年男性。客との何気ない会話が、いつしか街を揺るがす巨大な事件の核心へと繋がっていく。彼の放つ、乾いたユーモアと鋭すぎる人間観察眼。孤独を謳歌しながらも、知らず知らずのうちに人々の運命を背負い、夜の東京を走り抜ける。物語の果てに明かされる彼の過去と、世界の「視え方」。そのラストシーンは、全視聴者の心に衝撃と、拭い去れない哀切を刻み込む。アニメ5月25日UP
#66岩泉一ハイキュー!!「ハイキュー!!」の阿吽の呼吸、及川徹の相棒にして青葉城西の主砲。通称「岩ちゃん」。及川を「クソ川」呼ばわりしながらも、誰よりも彼の努力と苦悩を理解し、精神的支柱として支え続ける。技術、パワー、そして「エースの心得」を体現したような、土壇場で逃げない強靭なメンタリティ。彼の放つ言葉は、及川の背中を叩き、チームを一つにする最強の叱咤激励。勝負の果てに宮城を去る際、及川と交わした「俺の相棒」という確信は、本作屈指の友情の極致。アニメ6月10日UP
#67乾紗寿叶その着せ替え人形は恋をする「その着せ替え人形は恋をする」に登場する、SNSで絶大な人気を誇るカリスマコスプレイヤー「ジュジュ」。中学生に間違えられるほどの小柄で童顔だが、実は高校生。コスプレに対する情熱は並々ならぬものがあり、クオリティへの執着とストイックさは海夢を圧倒するほど。気丈でツンツンした態度をとりがちだが、極度のホラー嫌いで失神してしまったり、妹の心寿を誰よりも大切に想っているというギャップが殺傷能力高め。プライドの高さと乙女な一面が同居する至高のツンデレロリ。アニメ6月1日UP
#68吉田千鶴君に届け「君に届け」の登場人物で、主人公・爽子の初めての親友の一人。義理人情に厚く、涙もろいヤンキー風の少女だが、その内面は誰よりも純情で乙女。ラーメンが好き。幼馴染の真田龍とは兄のように慕う徹との関係もあり、複雑ですれ違う恋模様を繰り広げる。爽子がクラスメイトから孤立しそうになった時、自身の評判など気にせず真っ直ぐに彼女の手を引いたその男気と優しさは、最高の「友達」の姿そのもの。彼女の不器用で真っ直ぐな恋と友情の物語は、多くの読者の胸を熱くした。アニメ6月1日UP
#69番場真昼悪魔のリドル「悪魔のリドル」に登場する10年黒組の暗殺者。一見すると気弱でおどおどした小柄なたれ目の少女「真昼」だが、太陽が沈むと、残忍で好戦的、そして男勝りな口調で笑うもう一つの人格「真夜(しんや)」が目覚める。光と影を体現する二重人格であり、その生い立ちは凄惨な傷痕として彼女の体に残されている。昼と夜で全く異なる狂気と殺意のコントラスト、そして自分を守るために生まれた「真夜」との危うい共存関係は、暗殺という名のデスゲームの中心にあって、ひときわ異彩を放ち続ける。アニメ5月30日UP
#70三井寿SLAM DUNK「SLAM DUNK」の人気キャラクターで、湘北高校3年生。かつての中学MVPでありながら、怪我による挫折から荒れた時期を過ごした「炎の男」。安西先生への「バスケがしたいです……」という涙の告白を経て復帰。ブランクゆえのスタミナ不足に苦しみながらも、限界を超えた先で放つ3Pシュートの美しさは唯一無二。自身の過去を「静かにしろ、この音が……オレを蘇らせる。何度でもよ」と回想し、己を信じ抜く姿は、全読者の人生のバイブル。どん底から這い上がった男のプライドが、コートを熱狂させる。アニメ5月22日UP
#71神威銀魂「銀魂」に登場する、神楽の兄であり宇宙最強の掃除屋・鳳仙の弟子。夜兎族の血に忠実な戦闘狂で、常に不敵な笑みを浮かべながら敵を蹂躙する様はまさに「春雨の雷槍」。かつて父・星海坊主の腕を切り落とし、家族を捨てて強さのみを求めた冷酷な男だが、その根底には病弱だった母への想いや、家族という呪縛に対する彼なりの歪んだ愛情と決別が隠されていた。神楽との死闘を経て、少しずつ「兄」としての顔を覗かせるようになる変化もエモい。彼の放つ圧倒的な暴力の美学と、どこか幼さを残した狂気は、銀魂屈指のカリスマ。アニメ6月1日UP
#72東雲はかせ日常「日常」に登場する、8歳の天才科学者。「東雲研究所」の主であり、人型ロボットの東雲なのを製作した生みの親。見た目は非常に可愛らしい幼女だが、性格はわがままでやんちゃ、そして極度のアメ玉好き。なのを平気で改造し、ネジを付けたり、背中にトースターを内蔵させたりといった不条理な改造を繰り返す。彼女の発想は常に斜め上で、阪本さん(猫)との漫才のようなやり取りも含め、作品のシュールな笑いの中心地。子供らしい無邪気さと、天才ゆえの予測不能な暴走が同居する、最強に自由奔放な「日常」のアイコン。アニメ6月6日UP
#73西園寺羽京Dr.STONE「Dr.STONE」に登場する、司帝国から千空側の「科学王国」へ寝返った弓使い。石化前は自衛隊の潜水艦乗りで、常人離れした聴覚を持つ「ソナーマン」。音だけで敵の数、位置、嘘さえも見抜く能力は、まさにチート級。冷徹な判断力を持ちつつも、平和主義で無駄な殺生を嫌う、気高き「平和の仲裁者」。千空の「誰も死なせない」という科学の力に賭け、通信の要として、あるいは船の羅針盤として物語を導く。彼の放つ知的な色気と、常に数手先を読みながらも誠実であろうとする騎士道精神。石の時代の「音」を司る、最高の理解者。アニメ6月5日UP
#74赤黒血染僕のヒーローアカデミア「僕のヒーローアカデミア」に登場する、通称「ヒーロー殺し」ステイン。ヒーローという存在が「自己犠牲の精神」を失い、名声や金に執着する現状を激しく憎み、独自の正義を貫くために数多のヒーローを殺傷した確信犯。「偽物のヒーロー」を粛清し、オールマイトこそが唯一の本物であると断じるその狂気的な信念は、デクや飯田、そして社会全体に「ヒーローとは何か」という重い問いを突きつけた。ボロボロの刃を振るい、血を舐めて動きを止めるその戦闘スタイル。彼の放つ圧倒的な威圧感は、ヴィランながらも気高い。アニメ6月14日UP
#75五河士道デート・ア・ライブ「デート・ア・ライブ」の主人公。精霊の力を封印するために「精霊とデートして、デレさせる」という前代未聞の使命を背負わされた高校生。お人好しで、困っている精霊を放っておけないお兄ちゃん気質。妹の琴里や十香、折紙といった個性豊かな(そして時空を揺るがすほど強力な)精霊たちに振り回されながらも、彼女たちの心の傷に寄り添い、救い出そうと奔走する姿は、まさに究極の博愛主義者。どんな絶望的な状況でも「さあ、私たちの戦争(デート)を始めましょう」という言葉と共に運命を切り拓く、愛の救世主。アニメ5月27日UP
#76加持リョウジ新世紀エヴァンゲリオン「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する特殊監査官。ネルフ、ゼーレ、内閣情報調査室…複数の組織を渡り歩く三重スパイ。飄々とした態度でスイカを育てていたり、どこか達観した大人の余裕を感じさせるが、その実体は「真実」を追い求め、人類補完計画の深淵に触れようとする命懸けの探求者。ミサトの元恋人であり、彼女との間で交わされる「大人の会話」や、シンジに対して語る「生きるということ」への訓示は、本作において最も残酷で、かつ温かい救いの言葉だった。彼の放つ、潮風と真実の香りが混ざり合ったような切なさと、最後に見せた一人の男としての潔い生き様。アニメ6月17日UP
#77冬馬かずさWHITE ALBUM 2「WHITE ALBUM 2」のヒロイン。孤高の天才ピアニスト。不器用でコミュニケーションが苦手、それでいて一度心を許した相手には異常なまでの執着と情熱を捧げる。主人公・北原春希への抑えきれない愛ゆえに、親友である雪菜を裏切り、修羅場を引き起こした後の「ストラスブールの再会」での彼女の悲痛な叫びは、ギャルゲー界屈指のトラウマ。彼女の奏でるピアノは、愛という名の激情と、逃れられない地獄への招待状。雪の降る日に彼女が見せる、あまりにも脆く、そして狂おしいほどに透き通った愛の形。それは、永遠に癒えることのない最高に美しい傷跡。アニメ5月28日UP
#78日下夏羽怪物事変「怪物事変」の主人公。屍神(クーラー)と人間の間に生まれた半妖の少年。自身の体の痛みを感じず、感情の起伏が乏しいように見えるが、実は周囲を思いやる深い優しさと、真っ直ぐな誠実さを持っている。隠神探偵事務所に加わり、多様な怪物(けもの)たちとの出会いを通じて、自身のルーツと「家族」への想いを育んでいく。戦闘時には自身の不死身性を活かした泥臭くも圧倒的な暴力を見せるが、本質は誰よりも穏やかな「良い子」。彼の放つ、一点の曇りもない純粋さと、過酷な運命を淡々と受け入れながらも前に進もうとする強さ。それは、混迷する世界を浄化する一筋の純白の希望。アニメ6月15日UP
#79神田ユウディー・グレイマン「D.Gray-man」に登場する、黒の教団所属のエクソシスト。日本刀型の対アクマ武器「六幻」を操り、圧倒的な剣技で敵を切り裂く。冷徹で不愛想、仲間との馴れ合いを嫌うが、その正体は「あの人」を探し出すためだけに、禁忌の術によって再生された「第二使徒(人造使徒)」。自身の命を削って発動する「三幻式」などの必殺技は、彼の生きる執念そのもの。主人公・アレンとは犬猿の仲だが、戦場では最強の背中合わせとなる。彼の放つ、蓮の花のように泥の中から咲き誇る美しさと、あまりにも凄絶な過去と愛。それは、地獄を駆け抜ける一筋の黒い迅雷。アニメ6月6日UP
#80紀田正臣デュラララ!!「デュラララ!!」の主要キャラクター。池袋のカラーギャング「黄巾賊」の創設者にして初代将軍。常に軽口を叩き、ナンパを繰り返すお調子者だが、その内面にはかつての親友(帝人)や恋人(沙樹)に対する、深い後悔とトラウマを抱えている。自身の過去から逃げるために池袋を離れたが、再び激動の街へと戻り、自身の過ちと向き合おうと足掻く。帝人と杏里との3人の居場所を守るために、自ら戦火の中に身を投じる不器用さと青臭い正義感。彼の放つ、太陽のような明るさの裏に隠された、少年特有の脆さと覚悟。それは、混沌とした池袋に響き渡る、一際高く、青い叫び。アニメ6月19日UP