#1小糸侑やがて君になる『やがて君になる』の主人公。物語や歌にあるような「特別な感情」が自分には訪れないことに寂しさを感じていたが、七海燈子との出会いを通じて、人を好きになることの複雑さと痛みを、一歩ずつ丁寧に学んでいく。冷静で周囲の状況によく気づき、燈子の「完璧でありたい」という呪いを唯一解き放とうと奔走する。特別を知らなかった少女が、自分だけの「特別」に辿り着くまでの繊細な心の機微が鮮烈。アニメ4月5日UP
#2七海燈子やがて君になる遠見東高校の生徒会会長。才色兼備で完璧な優等生として振る舞うが、その正体は「誰からも愛されるような完璧な姉」を演じ続けなければならない呪いに縛られた、空虚な少女。自分を好きにならない小糸侑に対してだけ、ありのままの醜い自分を曝け出せる安らぎを見出す。侑との歪で切実な関係を通じて、自分を愛すること、そして誰かに愛されることの本当の意味を探し求める過程は、あまりにも美しく、心揺さぶられる魂の再誕の物語。アニメ2月19日UP
#3佐伯沙弥香やがて君になる「やがて君になる」に登場する、遠見東高校の生徒会副会長。七海燈子の親友であり、彼女に対して長年報われない想いを抱き続けてきた。自身のセクシュアリティに悩み、灯子を誰よりも側で支え、理解者として振る舞いながらも、最後に選ばれなかった「負けヒロイン」としての美学と哀しみは、本作に深みを与えている。外伝小説『佐伯沙弥香について』で描かれた、彼女の過去と、本当の幸せを見つけ出すまでの軌跡は、全百合オタクの魂を救うバイブル。彼女の放つ、知的で冷静な佇まいの裏に秘めた、一途で痛いほどの情熱。それは、誰かを愛し続けるという、一つの到達点。アニメ7月29日UP